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英雄的ではない英雄、シンドラー

ETV特集「シンドラーとユダヤ人 ~ホロコーストの時代とその後~」を観ました。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
photo.jpg

素晴らしい番組でした。

映画「シンドラーのリスト」は劇場で観たのですが、もうあれから15年も経つんですね……

映画公開前にも、NHKでシンドラー特集をやっていました。
女たらしで、アル中のナチス党員。
どう見ても英雄っぽくない人間が1200人のユダヤ人の命を救う。
その事実を、とても面白い(と書くと不謹慎かもしれませんが)と思いました。

映画は映画で素晴らしかったのですが、シンドラーは普通に英雄っぽく描かれていました。
この人物の矛盾を、矛盾として描き出した方が作品として深みがでたような気がしますが…

今回の番組は、シンドラーを単純に英雄として描くのみでなく、苦悩を抱えた人間的な存在として描かれていて、リアリティーありました。

ユダヤ人を救った後、シンドラーは不遇の日々を過ごすのですが、彼が救ったユダヤ人に逆に援助される身におかれます。

シンドラーの業績は素晴らしく、世界に誇れることです。
しかし、必ずしも英雄的な人間が英雄的な行為をするわけではないし、いかにも善人らしい人が善行を行うわけでもない。

また、英雄的な行為を行った人が、英雄として称賛されるとも限らない。

この番組は、そんな世界の現実を見事に照らし出していた気がします。

さて、日本にはシンドラーよりもたくさんのユダヤ人の命を救った人がいます。
杉原千畝さんという方です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D

「東洋のシンドラー」と呼ばれたりもしますが、こういう呼ばれ方もいかがなものでしょうか?
200px-Sugihara_b.jpg

同じ同国人にこういう人がいるんですから、日本人ももっとアピールすればよいと思うのですが。
せめて、この方の映画を作ってもらいたいものです。
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