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ノマド的な人生~『遊牧夫婦』~

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11月27日(土)開催の「大阪 旅の大集合!」では近藤雄生さんの講演会が決定しました。

近藤さんは今年7月に『遊牧夫婦』という本を出版されました。
比較的すぐに増刷されているようで、売れ行きも好調のようです。

さて、本日は講演会実現を記念して(!?)、本のレビュー。

旅をしながら生活したい!
生活するように旅をしたい!

と思う旅人は多いハズ。

その一方で……
金の北米、女の南米、情のアジア、耐えてアフリカ、何もないのがヨーロッパ、 豊かな青春、惨めな老後
バックパッカーの間で、こんな金言(?)が伝えられていたこともありました。
(もともとはバンコクの安宿のトイレに書かれていた落書きとか)

いまや、「豊かな青春」を送ることも難しい時代になりました。
海外に旅立つのは中高年の方々が中心……

そんな中、旅を生活にして、夫婦で5年間も世界を巡ったのがこの近藤夫婦なのです!

現地で仕事を見つけ、同時にライター業もやりながら、お金を作って遊牧民さながらに世界を移動していく。
「新しい旅行スタイルを提示した!」という声もありますね。
たしかに、この旅行スタイル(?)は現代的と言っていいかもしれません。

そういえば、現代思想が流行っていた頃(←こういう書き方するのヘンですが)、「ノマド」という概念が提示されていたなあ・・・と思いだします。

以前は、長期旅行者は「日本で旅費を稼ぐのが最も効率がいい」と言っていました。
昔ほど日本は相対的に豊かではなくなっている感じもしますし、仕事が有り余っている環境でもありません。

近藤夫妻みたいな旅行スタイルも、今後は増えていくのかもしれない・・・と思いました。

さて、本書ですが、5年間の旅の最初の1年強の旅の記録です。
もちろん、それ以外のこと、日本でのことなども入っています。
しかし、339ページに渡って綴られている旅の行程は、オーストラリア、東ティモール、インドネシアだけなんですよね。
旅のスタイルに合わせて、ゆったりしていますね。

かといって、読んでいて決して退屈ではありません。

特に、オーストラリアの「独立国」ハット・リバー王国、東ティモールの話題は驚きの内容が含まれています。

近藤さんの「遊牧生活」は、現地で生活の糧を得ながら移動型の旅をすることのみらなず、現地の人々の生き方や現地での経験を体に浸み込ませながら旅することも含んでいるように思われます。

ちなみに、この作品は版元のミシマ社が主催する「平日開店 ミシマガジン」
http://www.mishimaga.com/yubokuhu/
の連載が元になっています。
1回~28回までが書籍化されています。

現在は43回まで行っていますので、もうしばらくすると2冊目のネタも揃うのではないでしょうか?
全部で4,5冊くらいのシリーズになるんでしょうか?

Slow downしてのんびりと続編を待ちましょうかね。
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