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コルトレーン ジャズの殉教者

当会の会員で、ジャズ評論家の藤岡 靖洋さんが、『コルトレーン ジャズの殉教者』(岩波新書)を出版されました。
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出版日が3月19日で、書籍配送にも地震の影響があったようで、実にタイミングが悪かったようですが、、、
それはさておき、早速、私も拝読しました。

コルトレーンとよく並び称されるマイルズ・デイヴィスについては、日本のファンも書籍も多いですが、コルトレーンの方は意外に少ないですね。

本書はコルトレーンの生涯を主軸に据えながら、アメリカ史、ジャズ史を織り交ぜ、さらにコルトレーンとゆかりの深い、マイルズ・デイヴィス、セロニアス・モンク、ソニー・ロリンズと言った大御所プレイヤーに書き及び、、、、
もちろん、コルトレーン自身の主要アルバム、楽曲のガイダンスもあります。
という、縦横無尽な内容となっています。

新書という形式にふさわしく、多くの情報が分かりやすくコンパクトにまとまっていて、コルトレーンについてそれほど詳しくない私にとっても、楽しく読めました。

最近の新書の粗製乱造ぶりには、私自身心地よく思っていなかったのですが、さすがは大御所&老舗の岩波新書。

藤岡さんは大阪在住の会員さんですが、関西での例会にはほぼご参加いただいております。
例会ではリアクションが良く、場を盛り上げて下さいます。
呉服屋を生業とされていて、いつも例会に和服で参加されるのみならず、海外旅行も和服で出かけられるとか。
藤岡さんは、私の中の「ジャズ評論家」のイメージを大きく覆した存在です。

以下、私事になりますが。
ちなみに、私がコルトレーンの存在を知ったのは高校時代。
村上龍の『69』の中です。
主人公がジャズバーに女の子を誘い、ムーディーな音楽をオーダーしたのが、オーナーが意地悪をして、コルトレーンの『アセンション』をかけて、雰囲気をぶち壊しにした・・・
みたいな記述があって、頭の中に残っていました。

そこでコルトレーンというと、「殺伐とした音楽を演奏する人」というイメージが勝手に刷り込まれてしまったのですが・・・

大学生になり、コルトレーンのベスト盤CDが安かったので買ったのですが、それがたまたまバラード集で、いい雰囲気のメロディアスな曲が多かったので、彼のイメージに対して、それ以来、ずっと自己矛盾が生じていました。

本書を読んで、さらに別のCDも聴いてみて、自己矛盾が解消された次第。

藤岡さんのブログは下記です。
http://blog.livedoor.jp/coltranehouse/
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